IYO DENTAL ASSOCIATION

伊予地区の子供たちのむし歯がなくなってきている!
伊予地区におけるフッ素洗口のあゆみ
≪えっ!伊予地区の子供たちのむし歯がどんどん減っているってほんと?≫
【砥部町:平成8年より実施】

 平成8年度から保育園、幼稚園、小学校でフッ素洗口開始しています。中学校は未実施です。

 データをみるとフッ素洗口の実施の有無にかかわらず、全体的に自然減少傾向にありますが、う蝕有病者率がその他の地域に比べて高い傾向にあるようです。今後のデータを見ていきたいものです。
12歳臼歯をむし歯から守るために早急に中学校でのフッ素洗口を開始することが大事です。

12歳児DMFT指数の年次推移(砥部町)
 DMFTは平成5年で4.18、開始年度の8年で3.05でしたが、14年には1.28に減少しています。
 やっと1年入学時よりフッ素洗口をしている児童が12歳となり、DMF歯数が著しく減少して下回ってきました。永久歯萌出時期よりフッ素洗口を開始してきた効果と思われ、これからが楽しみです。
12歳児う蝕有病者の年次推移(砥部町)
 う蝕有病者率は、平成5年88.3%、8年83.9%、14年で58.7%、と減少傾向にあります。
 フッ素洗口は、萌出開始時期である就学前から始める事が重要です。
 それで12歳児のフッ素洗口の効果は開始後6年を過ぎてから顕著になりますが、開始してからやっと6年目の砥部町では、有病者率の現象割合が大きくる節目のように思えます。

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